T点観測

20代後半、元スロ生活者。現在はサラリーマン兼業スロ生活者。

留年時代の友達3

今でもスロットをやるのですが、何が面白いのかと言われると

『大多数の客と違う発想を持って攻略を考えること』
これがとにかく面白かったし、今でもそうです。

台の演出がどうのこうのはその当時から感じることが少なかったです。
始めた当初はこの演出の期待度は80%以上で熱い!なんて感覚がありましたが、
稼ぐことにウエイトを置くと、そんなことはどうでもいいやという冷めた感覚になります。
だからこそ、負けてカッとなって台を叩いたり、お店に文句を言う人間は苦手です。


その当時の生活から、
良い台を掴んだら、とにかく回すのみ。余計な感情は持っても仕方がない。
そんな考え方に至りました。
(回すって独特の表現かもしれませんね。そのスロット台をプレイするという意味です。)

『人の行く裏に道あり花の山』
投資の格言ですが、人がやらない・気付かないところに稼ぐチャンスはある。
僕たち3人のスロット生活においては、下記の2点が当てはまっていたんだと思います。

・ライバルがいない店を探す。(抽選でなく、並び順で入場のため、8時くらいに並べば、ほぼ狙い台は打てた。)
・人が狙わない台を打つ。※1
※1 当時、「蒼天の拳」というスロットはARTという分類される機械で
   出る時と出ない時の波が激しい台でした。
   また、設定判別(その台が良いか悪いか)が難しく、悪い台と分かった頃には負けているため、
   プロが避けるような機種でした。そのため、ライバルが少ないし、経験量でも勝てていた。


店の情報を人づてに仕入れて、
台の情報をネット・攻略誌から仕入れて、
睡眠・食事の時間以外はずっとスロットでいかにして勝つかを考えていました。
つぼにハマると、とことんやらないと気が済まない性分です^-^;


今でこそ、スマホの普及により、
一般の人が情報を得ることは簡単ですが、
当時は台の情報を得るメインは攻略誌でした。
ただ、ネットでためになるブログも存在していました。


書き手のレベルを判断しながら、攻略法を取り入れていく。
そして、それが見事にはまったときの快感。
「他の客を出し抜いている。」そんな気持ちがありました。
スロットを打っているよりも、打つ前の"下準備"の過程が僕は好きでした。
(Oもほぼそう。Aは打つの好きだったかなと思います。笑)


5月からのノリ打ち稼働は翌年の2月末まで続けたと思います。
4月からは内定をもらった会社で働くため、3月でスロ生活は引退と決めていたためです。
その年の収支は250万くらいだったと思います。
今思えば少ない金額ですが、当時の僕には変な達成感がありました。
勝てないと思われていることで生活費を賄った。


3人できゃっきゃしながら、開店を待つ生活が当時楽しかった。
そして、今思えば若かった笑


社会人になってからは本当にぱったりとスロットを打つことはなくなりました。
熱が冷めたんだと思います。遊びで打ちたいと思うことも一切ありませんでした。
トイレを使うことはあっても、終わったらすぐにでる。
(トイレで煙草が吸えるため、よく使っていました笑)


とまぁ、一定期間はずっと打たなかったのですが、
さすがにお金の使い方がギャンブルをしているとおかしくなるので、
社会人1年目の僕の給料では貯金はいつもからっぽ。
仕事だけでなく、またギャンブルで…と考える僕がいるのでした^-^;

つづく
社会人になってからのギャンブルの話はまた別で書きます。
今回、こうやって留年時代の思い出を書いているのは最近大きな出来事があったからです。