「稼いだ額以上にもらえることはない」
「稼いだ額以上にもらえることはない」
僕がギャンブルから学んだ一番のことです。
上から目線で言ってるのは承知の上で、
至極当たり前のことだけれども、これって結構盲点じゃないの??って僕は思います。
自分のことを例に出すと、
現在、僕は客先常駐という形で一月あたりの単価を設定されて、
お客さんのもとでシステムを開発したり、作ったシステムの保守(安心してシステムが稼動するよう調査・要望対応をする)をしています。
現在の僕の単価は60万弱です。
この金額は顧客からうちの会社に払われるものです。
話を戻します。
給料がもっとほしいと思っても、
今の僕の現状では60万弱以上の給料をもらえることはできません。
なぜならば、顧客からうちの会社に支払われる金額が60万弱だからです。
もっと言えば、その3分の1くらいしかもらうことはできません。
それは、販売管理費といって、自分の会社における経理部、もっと言えば、役員の方の給料をそこから捻出する必要があるからです。
えっ、じゃあ、一人でやったら単価分丸儲けじゃん。
って思う時期が僕にもありましたよ、そりゃあ・・・笑^-^;
でも、考えてみたらですよ。
今と同等の仕事に対して、30前後の若者が仕事くださいって言っても、
顧客は信用してくれんのですよ。
あくまでも顧客は僕達個人にではなく、"会社"としての実績・信頼を買って、その単価を払っているんです。
だから、うちの会社給料すくねーってぶーぶー不満言っちゃいかんなと思いました。
これが「稼いだ額以上にもらえることはない」と気付いた一点目。
二点目は自分が実際に人を雇用したときに気付きました。
正式な労働契約を結んだわけではないのですが、昨年のことです。
仕事が終わってからの19時半-22時までのパチンコ。
休日終日パチンコ生活をしていた僕は(現在は当時の3分の2くらい)
専業(パチンコ・スロットのみで生活してる人)にとっては割りと目立つ存在で・・・
(あいつ、いつもいて割りと勝ってんな・・・くそが・・・的な目で見られていたと思います笑)
ギャンブルだけでなく、何事も敵が少ない方がいい、むしろ味方にしようと考えていた僕は、
台の知識・店の癖を惜しみなく専業に伝えたのでありました。
すると、向こう側も警戒心を解いて、こちらに歩み寄ってくれるようになりました。
※良い台があったら、教えてくれたり(僕も同様にしていました。)
そんなときに大学生のとある兄ちゃんに慕われて、
まぁ、当時の僕も自分がスロットで生計を立てていた身分でしたから、
ある種の親近感が沸いて、彼を育てつつも、自分が日中仕事をしている間は打てないので、LINEで指示をして代打ちとして雇うことにしました。
※代打ちというのは読んで字のごとく、代わりに打ってもらうことです。
相場は時給1000円、あるいは勝ち分の10%くらいが妥当と思います。
(別途、食事代と最低の賃金2000円くらいを保障する)
代打ちとして雇った当初は良かったです。
一日目の収支:3万
二日目の収支:5万
三日目の収支:7万
えっ、これ楽勝じゃない??
日中仕事して打てないのに、お金が入ってくる。
ダブルインカム万歳!!なんて軽く考える時期が僕にもありましたよっと笑
事態は変わって、その後も雇い続けましたが、
1週間で20万のマイナスを食らいました。
その間も僕は彼に給料をあげているわけで。
なお、先ほど書いた相場よりもあげていました。
初日から3日目の収支がすこぶる良かったので、あほな僕は勝ち分の40%をその子にあげていたのでした。
もうお分かりかもしれませんが、
僕の頭の中には負けることが無かったのです。
そのため、負けたときも給料をあげないといけない(最低保障でも)
見る見るうちに僕の資産は減っていくのでありました。
なおかつ、最初にたくさん代打ちの給料をあげていたその子は
「もっとほしいです」
これが身をもって、一番感じた
「稼いだ額以上にもらえることはない」
ということかもしれません。
屋とわれの身として、
一番評価を上げることはある意味、
稼いだ額以下の給料で満足して、なおかつ稼ぐ手段を上の人に説明して、実行できるか。
それに尽きると思います。
これって結構サラリーマンは気付いてないところだと思います。
※経験がないので、なんとも言えませんが、数字が直結する営業職はその点を感じながら仕事をしてる人が多い?と思ってます。
最後にしめるとしたら
「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん。」